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22.望むリアリティへの扉

望むリアリティへの扉  バシャール  No mistake on Your Choices, Bashar

 

望むリアリティの扉

 

 

今日は「過去の選択を尊重する」という事について、お伝えしようと思います。

 

皆さんの世界とずっと交流をしてきて、色々な状況下での選択、そしてその結果について皆さんが話す事に耳を傾けてきました。皆さんがした選択を嘆いたり、その選択によってもたらされた結末を悲しんだりするのをよく聞きます。

 

例えば「あれを選んだのは間違いだった。」、「こんな結果は嫌だな。」、「間違えた」、「失敗した」、「こんな結末は望んでいないよ。」等、この類のことです。

 

でも皆さんがしたどんな選択であれ、それを尊重しない事は、皆さん自身を尊重しない事なのです。

 

というのは、その選択はその時点での皆さんのありのままの姿、皆さんが「こうあるべきだと思っている自分」と不可分に結び付いているからです。選択は全ての意図と目的を考慮した上で皆さんが選べる限りの、そして知っている限りのその時点での最善のものなのです。それ故(ゆえ)、尊重しなければなりません。

 

もし、選択が間違っていたと考えて皆さんの選択を尊重しないと、つまりは皆さん自身を尊重しないと、ある意味皆さん自身をネガティブに裁いている事になるのです。ペナルティを課しつつ、苦しめつつ、期待外れだとして貶(おとし)め、自分をダメだと。

 

また、望むリアリティを創り出す為に必要な情報や経験を、どんな選択の結果からも学ぼうともしていません。

 

ここで思い出して欲しいのは、『望む』という事についてですが、選択の結果が必ずしも望む通りにはならない事もありますよね。でも結果をもたらした『選択そのもの』が悪かったり、間違っていたりしたのではありません。ただ皆さんの望む結果に落ち着かなかった『かもしれない』というだけの事です。

 

先程の考え方をもう一度繰り返しますが、多くの皆さんが選択とその結果について酷かっただの間違っていただのと話して皆さん自身を尊重しないのは、ある推測をしているんです。皆さんの選択から生じた状況は、『皆さんの望むもの』と『皆さん』を『繋ぐ事が出来ない』という推測です。

 

でも、真実ではありません。どんな選択、そして選択がもたらしたどんな結果であっても、『皆さんの望むもの』と『繋ぐ事』において、全て等しい実現性を持っているのです。でも皆さんはそれが分かりません。

 

皆さんがずっとそう教えられて来た様に、皆さん自身の価値を貶め、敬意を持たないならば、『望むもの』と『皆さん』を繋ぐ事を経験する事は無いでしょう。

 

つまりはこういう事なのです。もし皆さんがその波動で無い時には、その波動と共鳴するリアリティに密接に繋がっているものが見えないのです。ですから自分がした選択を貶めたり、敬意を払わない時、間違った選択だったと言う時には、選択の中に秘められている望むものへの『道・リンク・懸け橋』を理解する能力を、実際に自ら奪っているのです。皆さんはその価値を正に奪っているのです。

 

そして「間違った選択だ」と言う事によって皆さんが望む方向への扉を完全に閉じてしまうのです。でも実際は『全ての選択』は『他の全ての選択』と結び付いています。『全ての結果・全ての状況』は、『他の全て』と結び付いているのです。

 

「どうして?」って?何度もお話してきましたが、『全ての状況』は『今、ここ』にあるからです。『向こう』とか『その頃』とか、その様なものはありません。時間と空間は物理次元のリアリティの幻影なのです。あまりにもリアルなのでそう思ってしまいますが、『全ての状況』は『違った視点から見た同じ状況』なのです。

 

例えば皆さんが思う『欲しい物を持っている人』とか『成功している人』がいますね。その人達は言わば選択した結果、実現したんですが、実現する為に『通り抜けて来た扉』があります。皆さんの多くは「自分が欲しいのはその人達の扉だ」と、推測しますよね。でも違うんです。皆さんは『自分の扉』を望むでしょう。

 

というのは自分をかたどり、自分の名が掛かった自分の扉を通り抜ける事によってのみ、自分なりの『成功』、自分なりの『実現』を創造し、引き寄せ、実現出来るからです。もしその人達の扉を使おうとしても、上手くいかないでしょう。何故ならその扉は彼らに繋がっているからです。

 

ここに又秘密があります。その人達と、皆さんの扉は、実は同じものなのです。『同じ種類の』、というのではなく、『全く同じ』なのです。皆さんの扉は、『皆さんの視点・価値観から見たもの』なのです。『皆さんの質』があり、『皆さんの反映』、『特徴』があり、他の人の同じ扉は『他の人の特徴をそのまま反映』しているのです。違う扉ではありません。皆さんは『創造』の中にいる全ての人と『同じ扉』、『実現への同じ道』を共有しているのです。

 

でも同じ様には見えません。というのは、個人それぞれが反映され、色付けされているからです。皆さんは他の人の扉を望まないでしょう。皆さんは自分の扉を望むのです。皆さんは自分がどんな人間なのかを理解したいでしょうし、自分をかけがえなく感じたいでしょう。その扉で自分がどんな人間かを見る事が出来るのです。

 

だからリアリティの鏡としての自分の扉が本当は大好きなんです。もし自分に敬意を持たないのなら、自分の扉に価値を置かないのなら、そこにある事が分からないでしょう。どう使っていいのか分からないし、他の人がその人なりの方法で通り抜けるのを知っている道をどうやって進んだらいいか分かりません。そして扉の向こう側に通り抜ける事も出来ず、実現化も出来ません。

 

ですから、是非ともの提案ですが、皆さんがした選択と、生じた結果を尊重しない事によって、皆さん自身の価値を貶めたり、自分を尊重しなかったりしないで欲しいのです。学んで理解して下さい。『全ての選択』は『他の全て』と結び付いており、『全ての状況』は『他の全て』と結び付いているのです。

 

もし皆さんがネガティブな判断をしないで『受け入れる事』、『認める事』、『許す事』、『愛』と共に状況を見るならば、『創造性』、『想像』、『直感』は、必ず何らかの方法で皆さんが望むどんな状況とも繋がり、実現する為の機会を、皆さんに見せる事が出来るのです。例えある観点からの色合いや、特徴付けがされていようと問題ではありませんし、出来ないという事ではありません。皆さんはこの事を受け入れて学ばなければなりません。

 

そうする事によってリアリティの中に実現の為の特徴やシンボルを読み取る事が出来るのです。『それぞれの状況』は『他の全て』と結び付いており、皆さんの関心を必要な情報に向ける能力と可能性を秘めているのです。情報とは、皆さんが実現したいその状況に繋がり、移動し、向かう事を助ける情報です。

 

もしこの観点から全ての状況をつぶさに見る様になるなら、『全てが一つで同じもの』であり、『単に違って見えるだけだ』という事が分かるでしょう。というのは『同じもの』の、『違った見方』、『観点』に過ぎないからです。

 

思い出して下さい。『全ては今、ここにある』のです。この一瞬しかありません。そして、永遠の存在であるこの一瞬に、全てが起こっているのです。それ故に全てのものは違った観点がもたらす『変化(へんげ)』なのです。ただ一つの創造しかありません。でも個々の視点からはそれぞれ違って見えるのです。

 

ただ一つしかない事を知って下さい。そして一つであるように行動して下さい。その実現化したものを貶めないで下さい。皆さんは分かるでしょう。どんな実現も全て他の実現に結び付いている事を。全ては同じものなのですから。

 

理解出来ましたか?この観点を分かち合えた事に感謝します。もし皆さんのリアリティで試してみる事を学び、皆さんの要求に合わせて工夫するなら上手くいくでしょう。信じなくてもいいですよ。道具としてのこの考え方・この姿勢・理解の仕方を使えば成果を得ます。これは哲学ではないんです。思い出して下さい。これは物理学なんです。

 

リアリティ・創造が、どのように機能するかという。これを使えば誰でも上手くいきます。でも「絶対にこれを使うべきだ」とは言いません。皆さんに「こうすべきだ」とも言いません。

 

私達は自分の人生があるし、皆さんに代わって皆さんの人生を生きるつもりもありません。でも、強く提案したいのは『自問してみる事』です。「このリアリティから何を学んで今後使う事が出来るだろう?」、「どんな視点を理解出来るのだろう?」と。そうすると、その時には自分を敬意を以て扱っていますし、その瞬間に生きていますし、その瞬間に実現化された自分のリアリティを経験している事になるのです。

 

もし、心に留めて日々の行動に使うのなら、上手く機能する道具になります。でもその通りかどうか確かめるのは皆さん次第です。使うのなら上手く機能する事を保証します。でも、使うかどうかは皆さんが決める事です。

 

22.望むリアリティへの扉(完)

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